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SPOT TESTは動物の血中抗原特異的IgEを測定する検査です

2015/05/29

SPOT TESTは動物の即時型アレルギーに関わる
血中抗原特異的IgEを測定する検査です。

「遅延型」食物アレルギーの原因食品がわかると標榜したIgGの値を調べる血液検査に対して注意喚起がなされたことが、
食物アレルギー 高額な血液検査 「科学的根拠なし」
との表題で報道されました。(NHKニュース 5月28日 17時20分)

これは日本アレルギー学会が28日、東京で市民講座を開いて呼びかけたものです。「慢性疲労などの原因となる食物アレルギーが診断できる」として
一部の医療機関で行われている高額の血液検査について、
日本アレルギー学会は「科学的に根拠がなく、健康被害を招くおそれがある不適切な診断が行われている」として注意を呼びかけました。

この血液検査は、免疫機能の指標であるIgG抗体の値を調べるもので、
「疲労や頭痛などさまざまな慢性症状は『遅延型』と呼ばれる食物アレルギーのせいで、その原因となる食品が分かる」などとして一部の医療機関で行われています。検査は保険がきかず、高額であり、特定の食品について食べないよう指導されたりするケースもあるということです。

しかし、この抗体は健康な人の体内にも存在することなどから、
欧米の学会などでは「科学的根拠がない」として
食物アレルギーの診断には使うべきではないという見解をまとめています。
学会では、厚生労働省の研究班が去年、
2000人余りの患者に対して行った調査結果が示され、
この検査を基に特定の食品を食べるのをやめていた人が、
大人では17%、子どもでは5%いたことが報告されました。

そのうえで日本アレルギー学会の見解として、「科学的根拠がなく、検査を基に多くの食品の摂取を制限すると低栄養などの健康被害を招くおそれもある。正しい知識に基づく医療が行われるように」として注意を呼びかけました。

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