バイオフィルム/細菌感染症について
2016/08/18
バイオフィルムは難治性感染症の大きな要因となることが
数多く報告されてきています。
アメリカ合衆国のThe National Institutes of Health(NIH)は
ヒトの細菌感染症例の80%以上がバイオフィルムを形成している
と報告しています。
一旦バイオフィルムが形成されると、
殺菌剤や抗菌剤など化学物質に対する耐性が増加し
表面に固着するためそれを除去するのが非常に難しくなります。
微生物が単独で存在する状態と比較して
バイオフィルム内の微生物は抗菌薬に対する耐性が
最大で1,000倍になるとする調査報告もあります。
バイオフィルム対策としての正しい抗菌剤選択のために
becSCREEN検査をお役立てください。
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